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同窓会 | ||
2007.8.31 | ||
先日大学の同期が集まる同窓会がありました。 同窓会といってもゼミ仲間を中心に10人ほどの小規模なものですが 中には卒業以来会ってなかった人もちらほら。 私の大学は建築学科ですので集まった人はみんな同業者のはず。 でもよく職種を見ると・・・ 公務員・ハウスメーカー・設計事務所・マンション管理・工務店など様々。 中には木工作家として活躍してる人も。 私達が卒業したのは昭和63年。(時代を感じますね。) ご存知のようにバブルの華やかな頃です。 当時は就職も引く手あまたで多くの同級生は大手企業に就職しました。 (もちろん私は例外ですが・・・) しかし今回集まった人たちも公務員の一人を除いてみんな転職経験者。 20年前、大いなる夢を抱いて大学を卒業したものの みんなそれぞれに紆余曲折があったようです。 これも時代の流れなんでしょうか。 ただそれでも皆さん何らかの形で建築と繋がっているところはさすが! やっぱり建築からはそう簡単に離れられませんよね。 次回はいつお目に掛かるかはわかりませんし きっと更なる紆余曲折があるかもしれませんが 建築とは繋がりながら頑張りましょうね。 |
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温暖化 | ||
2007.8.24 | ||
8月も後半だというのに暑い日が続きます。 一時期の暑さのピークは過ぎたようですがそれでも十分猛暑です。 地球温暖化と叫ばれて久しいですが、 それを通り越して「熱帯化」といったほうがよいような気候です。 そういえば一昨日の雷と嵐は凄かったですね。 私の自宅の窓から六甲山の山並みが見えるのですが この日ばかりはその山並みの上で縦横に稲妻が走り 途切れることない雷鳴とともに閃光によって山がシルエットになる風景は とてもこの世のものとは思い難いものでした。 そう、まさしく映画で見た「地球滅亡の日」の風景そのもの。 私たちが気づかぬうちに地球の健康状態は 思いのほか悪化しているのかもしれません。 今年だけでも7月に季節外れの大型台風がやってきたり、 記録的な猛暑が続いたり、ひとたび雨が降ればスコールのような豪雨。 少なくとも日本の「四季」は崩れているように思います。 ここまで来ればもう私たち一人の力ではどうにも改善できないでしょう。 しかしこれに効く特効薬もない以上 地球に住む全員が力を合わせるしか解決策は見当たりません。 皆が出来ることを少しでも実行する・・・。 そして特に私たち建築に携わるものは 考えなければならないことがたくさんあるように思います。 きっと近い将来日本の住宅の様式も変わってくるのでしょうね。 |
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残暑お見舞い申し上げます | ||
2007.8.18 | ||
大変ご無沙汰いたしておりました。 気がつけば更新を怠ってはや半年、すっかり夏になってしまってました。 本業が忙しかったのもあるのですが、日記というのは一旦中断すると なかなか復帰しにくいものだということをつくづく実感いたしました。 特にこのように「公開」となると余計に力んでしまって難しいものです。 実はこれまでの日記は私が下書きしたものをスタッフに渡し 書き込んでもらっていたのですが、これを機会にシステムを少し変更し 私が直接更新を行えるようにいたしました。 これでもう少し気軽に?更新していけるようになるでしょう。 ついでに内容のほうもどうも堅苦しいものばかりになっていましたので こちらのほうももう少し見直していければと考えております。 ただ休憩している間にも世の中ではいろんなことが起こっていました。 難しい世の中で憂うことだけは有り余るほどありますので 結局はついついその手の話に偏るかもしれませんが どうか暖かくお見守りください。 取り急ぎ今日のところは再開のご挨拶まで。 |
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未来の建築家 | ||
2007.2.9 |
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昨日、弊社に珍しい来訪者がありました。 小学6年生の男の子が二人。 目的は社会科の授業で世の中のいろんな職業について勉強し その中でも自分がなりたいものにスポットを当て 実際にその仕事をしている人に会って話を聞くというものです。 そうです、彼らがなりたいものは一級建築士(建築家) 昔なら大工さんだったところが建築家なのはさすが現代の子供達。 どうやら聞くとテレビの影響らしい。 「どうしてこの仕事を選んだのですか?」 「建築家になるならどんな勉強をしたらいいですか?」等など。 矢継ぎ早に浴びせられる質問に答えつつ 「お給料はどのくらい貰えるのですか?」の質問に思わずマジになって 「この仕事ははっきり言って儲からないよ・・・!」と答えてしまいました。 これでこの子供達の夢を潰してしまったかも・・・。 しかし実際の図面や写真、模型などを見せてあげると 身を乗り出して目をキラキラさせていました。 色々と話をしてあげた後帰り際にそれでも建築家になりたいか聞いたところ 「ますますなりたくなった」とのことでホッとしました。 昨今建築家を取り巻く犯罪が目に付きますが 誰もが最初は純粋な気持ちでこの職業を選び夢を持っていたはずです。 それが現実の厳しさや損得に目がくらみ道を誤ってしまっています。 純粋な子供達と話しながら 改めて自分がこの道を志した頃の初心を思い出させていただきました。 この子供達がこの先本当に建築家を目指すかどうか分かりませんが もしいつか建築家になったとしたら今の気持ちを忘れずにいて欲しいものです。 |
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今年も1.17 | ||
2007.1.17 | ||
今年も1月17日がやってきました。 1年365日、来ない日は無いわけですが、 やはり私にとってはこの日だけは特別で何か書かないわけにはいきません。 今年で丸12年となり年々話題としても少なくなってきていますし 何よりも人の記憶も薄らいできているでしょう。 昨年この日をきっかけに私も薄らいでいく記憶を少しでも書き残そうと それまで思い出すことすら避けていましたが 一念奮起してパソコンに向かって書き始めました。 書き始めは本が一冊できるぐらいの勢いだったものが 実際に文章にしてみるとA4たった8ページ分。 あくまでも自分のための備忘録で記憶に残る印象的なことだけを 書き綴ったのでそんなものかもしれませんが 10年以上という月日がやはり思いを薄くしてしまい また文章にしてみると記憶がかなり曖昧になっていることに気づきます。 もちろんなんとか思い出しながら詳細まで書けばまだまだネタはありますが とにかくもっと早く記録しておかなかったことが悔やまれます。 自分の心の中では一生忘れないと思っていたにもかかわらず 時間の経過というのは恐ろしいものだと改めて感じました。 しかしそれでも書き残したおかげで今年はそれを読み返し 改めて記憶を鮮明にできあの時の思いを忘れてはならないと反省しました。 そして更に久しぶりに当時発刊された新聞記事をまとめた書籍を取り出し 幼い娘達に当時の風景を説明しました。 娘たちも幼いながらも何かを感じ取ったことでしょう。 あの惨事を目にした建築技術者として、そして何より人間として 身近に暮らしていた6千人もの尊い人の命が一瞬に消えた日のことを そう簡単に忘れてはいけない。 今年は亡くなられた方々の13回忌にもあたりますし 心からご冥福をお祈りいたします。 |
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謹賀新年 | ||
2007.1.11 | ||
新年、明けましておめでとうございます。 皆様のご支援のおかげで昨年も忙しく過ごすことができ また無事に新年を迎えることができました。 この場をお借りしまして心より御礼申し上げます。 さて皆様はどのようなお正月を過ごされましたか? 私は例年通り田舎に帰り これまたいつもどおりのお正月を過ごさせていただきました。 大晦日はあれとこれをして、元旦は何時に起きてどこにお参りに行って・・・。 思い起こせば子供の頃からずっと同じ事を繰り返しています。 若い頃はそんなことせずにスキーにでも行こうか、なんて思いましたが 少しは歳をとったせいか、それとも社長という立場になった為か 今年はしみじみと同じ正月が迎えられるということが いかにありがたいことかと思うようになりました。 本当に変化の早い時代に今日は何が起こるだろうと心配しつつ一年を過ごし でも正月だけは何も変わらないというのは ここまで走りすぎた自分を少しリセットできますし 改めて日本人でよかったなぁ、とホッとできる瞬間です。 今年も多くの人と出会い、いろんな出来事を経験することでしょう。 時間というのは放っておいても勝手に進むものですが 時間や変化に翻弄されることなく しっかり地に足を付けて毎日を大切にしていきたいと思います。 本年もよろしくお願い申し上げます。 |
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