快適とは
2005.3.28


プロフィールにも書きましたように、私は子供の頃からの車好きで
今は「シトロエン」という車にハマッています。

「シトロエン」といっても私の車はそんな特殊な車でもなく
フランスのカローラとでもいうべきいわゆる大衆車です。

5年前この車に出会うまでの私は完璧な日本車党で
外車なんて格好ばかりで高くて壊れやすい。
ましてやフランス車なんて・・・と考えていました。

それがこの車に出会い、すっかり考えが変わりました。
今の日本車は最先端の技術を駆使し、静かで安全で至れり尽くせり。
その上、当然ながらお安い。本来言うことがありません。

そういう面で見ると私の車ははっきり言って欠点だらけです。
しかし、乗ってみるとこれがなんとも快適なんです。
決して静かではないが心地の良い排気音、非力ではあるがこれで充分なパワー。
最低限だけれど不便を感じない装備。座るとほっとするシート。

快適とは何かの考え方がまるで違っています。
これは明らかに文化の違いなのでしょう。

不快なものを技術の力によって封じ込めてしまうのでなく
それらと上手く付き合って快適なものに変えてしまう。

日本の住宅も昨今、至れり尽せりの最新設備が満載です。
それが本当の意味で快適なのでしょうか?

それよりももっと五感に働きかけられるような快適性を追求しなければ
いつまでたっても日本の住宅が”本物”にならないのではないか?

この車に乗るたびに考えさせられます。




  訃報・・・
2005.3.22
先日、施主様のご主人が亡くなられました。
長い間この仕事をしていますとよくあることなのですが、
このお客様の場合はちょっと特別な思い出があり、
また突然のことだったので社員一同、悲しみにくれました。

この方との出会いはちょうど今から10年前。
震災直後にその隣地の解体工事を弊社が行い、
それに対して苦情を言ってこられたことが始まりでした。

私がお詫びにご訪問し、何とかお許しを得たのですが、
暫くして自宅の新築の相談にのってほしいと連絡がありました。
私もあっけにとられていると、あの時の謝り方が良かったとか・・・。
怒られた相手から仕事がくるとは、私も初めての経験でした。

その後、お話をしていますとなんと同郷であることがわかり、これまた意気投合!
同郷のよしみに年の差はありません。

新築のほうも当時私たちが取り組んでいた自然住宅を理解され
構造には東濃桧をふんだんに使い、まだ珍しかった珪藻土で内装するなど、
我々の提案を本当によく受け入れていただきました。

おかげさまで私たちにとっても良い家ができ
上棟式にはこの辺りではめずらしい餅撒きでお祝いしたことも良い思い出です。
お引渡し後もよく会社の方に来られたり、お宅に伺ったり、
本当に親戚のようなお付き合いをさせていただきました。
そして何よりも私の良き理解者であっていただけたことに感謝しております。

つい最近もお元気そうに自転車で走られているお姿を拝見していただけに
残念でなりませが、幸いにもこのお宅は2世帯住宅のため
これからもご子息たちが家を守っていかれると思いますので
私たちもしっかりとそのお手伝いをしていきたいと思います。

心よりご冥福をお祈りいたします。
  流行
2005.3.15
この時期、メーカの展示会が頻繁に行われます。
春の新商品の発表会というものです。

普段はあまり展示会には行かないのですが
今年は既に内装建材や設備機器など数社行ってきました。
特に内装建材(ドアや収納)のデザインは急激に洗練されてきていて好ましいことですが
メーカーごとの個性がなくなってきているように思います。

たとえば、各社とも最近はやりの”ウェンゲ色”(こげ茶色)オンパレード。
フローリング、キッチン、洗面ついにはユニットバスまで・・・。
ちょっとやりすぎではないでしょうか?

また洗面もベッセルタイプというカウンターの上に洗面器を置くタイプが今の流行といった感じ。
よくファッションの世界などで今年の流行色は・・・と言われ、町の中にその色が溢れます。
いったい誰が決めたのかいつも疑問です。

衣服ならばまた来年買い換えることができますが
家の場合にはそうはいきません。

何十年経っても飽きの来ないようにするためには、
流行に惑わされず ”本物” のデザインを見極めて、
そして本当に自分が好きなもの・使いやすいものを選ぶのが一番でしょう。

何事においても選択肢が多くなった現代。
”本物” や ”自分らしさ” を見つけることが何よりも難しいのかもしれません。
  打出小槌町・・・
2005.3.9
弊社の所在地は芦屋市打出小槌町です。
ちなみに自宅も同じ町内にあります。
人に住所に伝えたときに、よく、「いい地名ですね〜」といわれます。
確かにお金に苦労しなさそうな地名ですが、
それもさることながら私はこの街の空気が大好きです。

大きな国道と鉄道に近接していながら静かで、村上春樹の小説にも登場する
通称『おサル公園』があり、美しい図書館や由緒正しい神社もあります。
そして何よりも街に緑が多いこと・・・
家々にもしっかりとした植木や生垣があり、
街を横切る鳴尾御影線には立派なケヤキ並木があります。
この道路は地域ごとに街路樹が変わるのですが、よくぞここをケヤキにしてくれた!という感じです。

冬のこの時期は葉がない代わりに、力強く美しい幹の姿に惚れ惚れします。
もう少しすれば輝くばかりの新緑に被われ緑のトンネルが出来上がります。
そして秋には紅葉・・・。一年中その風情に癒されます。
芦屋も震災で随分街並みが変わりましたが
せめて緑ぐらいは暮らすものの責任として守ってゆきたいものです。



新緑のケヤキ並木
まだまだ寒い今日この頃。新緑が待ち遠しいですね。
  打出小槌町 おまけ○●

弊社の前のケヤキ並木は紅葉に負けず劣らず、
秋の夕方、夕日をバックにした様はほんとに素敵です。
ぜひお近くにお寄りの際は少し散歩してみてください。ステキな発見があると思います。

ちなみに打出小槌町周辺は、おしゃれな花屋さん・雑貨屋さん・洋食屋さん・イタリアンレストランが点在しています。
女の人にはもってこいの街ですよ。

HP管理者よりおまけでした。。。
  初めに
2005.3.4

こんにちは。越智工務店社長の山野拓也です。
いつも弊社のHPをご覧いただきありがとうございます。
以前から開設していたBBSがどうも不人気?なので廃止し思いつきでこんなページを
作ってみました。
そもそも日記は苦手な方なので、最近流行のブログのようにはいきませんが、建築のこと
住まいのことに限らず、今感じていることを発信していきたいと思います。
お暇な方は時々覗いて見てください。
また ご意見・ご感想をメールでいただければありがたいです。

とりあえず初回は自己紹介でも・・・

名前: 山野 拓也 
年齢: 39歳(昭和40年生まれ 今年前厄です・・・)
仕事: 越智工務店代表取締役社長  (1級建築士 宅建取引主任者)
家族: 妻と娘が2人(長女・かえで 次女・すみれ)
趣味: 車(プライベートでシトロエンに乗っています。)
出身: 兵庫県洲本市


これからもよろしくお願いいたします。


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